いまこのときが大切

日々気になったこと、興味を持ったことを綴っています。

牛丼と中年世代

少し前に「すき家」に行きました。

色々な種類の牛丼があります。
これもどうだという感じで、人気食材と牛丼を絡めています。

牛トロ丼、高菜明太マヨ牛丼、高菜明太マヨ牛丼、3種のチーズ牛丼、おろしポン酢牛丼
いろいろな牛丼があります。

私が食べるのは、オーソドックスな牛丼並のみです。
昔は大盛も注文したのですが、今は食べれません。
牛丼に紅ショウガを乗せ七味をかけて醤油をかけて食べます。
とりあえずテーブルにある調味料を一式使います。(笑)
めったに行かない牛丼のお店で、ちょっと変化を感じました。

最近は「メガ盛り」「特盛」というのをあまり見かけなくなりました。
メニューとしっては残っているのでしょうが、メニューにも店内ポスターでも一番目立っていたように思います。
一時期、どこまで大盛りにするのかというくらい、大盛りメニューがたくさんありました。
お店の中でも「メガ盛」「特盛」というポスターがありました。
私も吉野家で「大盛」をよく食べました。
吉野家で、カレーライスをおかずに牛丼を食べている人を見たkとがあります。
その時は驚きましたが、
「メガ盛」が流行っているときは、普通に牛丼とカレーを注文している人がいました。
今でも「すき家」のメニューにあります。
「牛丼ミニカレーセット」とミニになっていした。
とにかくに沢山たべたいという需要があったのでしょう。

最近は、量より牛丼のバリエーションで勝負しているようです。
いろいろな美味しい食材がテレビで紹介されて、話題になり、それをメニューに取り込む戦略でしょうか?

若い時に「大盛」をよく食べた今の中年世代が、年齢とともに沢山食べれなくなって、自分の家族と美味しい食材を食べたいという嗜好への変化と連動していそうですね。


今日の日経新聞の電子版の記事で、1992年と2011年のヒット商品の比較をしている記事を見て、牛丼のこを思い出しました。

1992年には、吉野家の「特盛牛丼」「デカビタC]と量が多いものが流行ったそうで、記事には「胃袋も元気だ」とありました。あとGショックやフレンチカジュアルなど。
若者向けの商品が多く、若者が消費をけん引していた傾向があったと書いてあります。
今から20年前、今の40歳代の方は20歳代です。若かった。

2012年のヒットは、「ガンダムフロント東京」や脂肪を吸収を抑える効果がある清涼飲料水、どちらかというと中年向けのものが多いようです。
たぶん今の40歳代以上向けの商品にヒットが多いということでしょう。

今は、若い人より40歳以上の人の方が消費意欲が旺盛なんでしょうね。

記事にセブンイレブンの購買者層の変化のことこも書いてありました。
1994年は29歳未満が59%で、50歳以上が11%。
2011年は29歳未満が32%、50歳以上が28%。
年齢構成の変化にともなって購買者層が変わってきているようです。

さらに記事は、「韓流ブーム」がシニアの母親が火付け役になって子供たちの世代にも点火。AKBの人気も40歳代の人が支えているなど、今は若い人より中年以上の人の元気なように感じます。人口も中年以上の人のほう多いから仕方ないのかもしれません。
今の若い人は、その影響かちょっと覇気がないのかな?

人口の年齢構成の年齢が上がっていくと、消費意欲が旺盛な年代の年齢が上がるにつれて、それに合わせて、売られる商品の構成も変わっていくような感じですね。

新聞記事にありましたように、今の40歳代より上の人が若い頃は元気があったように思います。バブルを経験されたかもいると思います。消費が旺盛な世代ですね。活気がありました。
今の若い人は、人口も少ない上に、いろいろと上から押さえつけられ、元気さを出すことができずにいるのではないでしょうか?そして、そのエネルギーのはけ口がゲームやスマホになっているとか。
本当は一番元気であってほしいと思います。